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「4億円の城」を燃やして撮影…黒澤明の『乱』その規格外ぶりを語る(週刊現代) @gendai_biz
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「4億円の城」を燃やして撮影…黒澤明の『乱』その規格外ぶりを語る(週刊現代) @gendai_biz
巨匠・黒澤明がシェイクスピアの「リア王」を元に描いた壮大な戦国絵巻。圧倒的な映像美とあまりにも悲... 巨匠・黒澤明がシェイクスピアの「リア王」を元に描いた壮大な戦国絵巻。圧倒的な映像美とあまりにも悲劇的なラストは、日本だけでなく世界中に衝撃を与えた。 黒澤明の長男で黒澤プロダクション代表の黒澤久雄氏、本作『乱』で黒澤組に参加した熊田雅彦氏、そして黒澤明を伯父にもつ映画評論家の島敏光氏が、この不朽の名作を語り合う。 CGでは出せない迫力 島 黒澤明監督の『乱』('85年)は、日本映画史に残る「最後の大作」ではないでしょうか。シェイクスピアの四大悲劇の一つである『リア王』を、日本で再現しようとした意欲作です。 黒澤 主演の仲代達矢さんを筆頭に豪華キャストを迎え、隅々まで計算しつくされたセットに、世界的デザイナーのワダ・エミさんが手掛けるきらびやかな衣装……。総額26億円の制作費が費やされた、当時としては規格外の作品でした。 熊田 リア王は老王とその3人の娘の物語ですが、黒澤監督は、これを戦国時