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#09 アナーキー・イン・ザ・バルセロナ──異教徒と海賊たちのタトゥー「ケルティック」・前編
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#09 アナーキー・イン・ザ・バルセロナ──異教徒と海賊たちのタトゥー「ケルティック」・前編
タトゥー・アーティスト大島托が世界中の「タトゥー」を追い求めた旅の記録。第九回の舞台はスペイン・... タトゥー・アーティスト大島托が世界中の「タトゥー」を追い求めた旅の記録。第九回の舞台はスペイン・バルセロナのスクワット。ヨーロッパの“トライバルタトゥー”として知られる「ケルティック」をめぐって。 デリーからバルセロナへ 僕の料理はいつも大好評だ。 同じメニューでも僕が作ると全然違うと評判で、今日もみんな公園の池のニシキゴイのようにキッチンのテーブルに群がって勢いよく食ってる。なんのことはない、ベーコンがほんのちょびっと入っただけの炒めパスタだ。隠し味に日本の顆粒タイプのかつおダシを使っているのだが、みんなの反応が面白いからそれはまだ黙っている。 具のオプションは他には缶詰イワシがあるぐらいで、それをパスタ、炊き込み飯、バゲットの組み合わせで計6メニューのレパートリーを回している。野菜はない。まったくない。このままいけば大航海時代の船乗りたちが患ったという壊血病になるのも夢じゃないだろう。