【阪神】佐藤輝明“由伸撃ち”逆転呼ん打！阪神最下位脱出 - スポーツ報知

◆日本生命セパ交流戦 オリックス２―３阪神（１１日・京セラドーム） 佐藤輝が“由伸撃ち”で、最下位脱出への道しるべとなった。０―２の８回２死一塁。カウント２―２から山本の低めのスライダーを捉えた。「食らいついてよかった」。鋭い打球が右前へ。突っ込んだ右翼手・佐野皓が後ろへそらすと、一気に三塁へ激走した。安打は４試合１９打席ぶり。長打は５月２９日ロッテ戦での本塁打以来、４６打席ぶり。打点は５日の日本ハム戦（甲子園）以来、５試合ぶりだった。 その直後、捕手・伏見の捕逸で、鬼の形相でホームに突進。「絶対に追いつきたかったので、集中して走塁できた」。ダイナミックなスライディングで同点にした。 山本との同学年対決は意地のぶつかり合いだった。初回２死一塁での公式戦初対戦は三ゴロ。４回は内角高め１４６キロカットボールを強振したが二ゴロ。球威とスイングの強さでバットは真っ二つ。折れたバットは宙を舞い、一塁