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『HIGH LINE』 みんなで夢を - HONZ
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『HIGH LINE』 みんなで夢を - HONZ
マンハッタンの地上9mにある、全長1.5マイルの高架鉄道跡。解体の危機にあった「ハイライン」を保持... マンハッタンの地上9mにある、全長1.5マイルの高架鉄道跡。解体の危機にあった「ハイライン」を保持すべく活動を開始したのは、2人のゲイの青年だった。最後の列車が高架を通ってから19年後の、1999年のことだ。2人は、別々にハイラインに興味を持った。新聞記事を読んで興味を持ったロバート、雑誌の取材でウェスト・チェルシーを歩いていて高架の存在に気づいたジョッシュ。彼らがコミュニティ・ボードの公聴会に参加し、名刺を交換したのが物語の始まりだ。ちょっとイケメンだと思ったジョッシュがロバートの隣に座った、その公聴会で、ハイラインの保存に興味があるのが、じつは彼ら2人だけだったということがわかった。15年に渡って撤去を求めていた人などは、ハイラインは地域にとってマイナスで、いつ崩壊してもおかしくなく、地域の経済発展を邪魔しており、高架下は暗く危険だ、と激烈に言った。保存活動は、余暇の活動にしては非常な