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鼻孔をくすぐる悲しみ『世界はフラットにもの悲しくて』 - HONZ
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鼻孔をくすぐる悲しみ『世界はフラットにもの悲しくて』 - HONZ
洋書の写真集が好きな私は、大型書店を訪れた際には必ず洋書コーナーで様々な写真集を眺める。必ず手に... 洋書の写真集が好きな私は、大型書店を訪れた際には必ず洋書コーナーで様々な写真集を眺める。必ず手に取るのは、ファッション写真と報道写真だ。ファッション写真は人間の美しさを私に教えてくれる。そして報道写真は広い世界に渦巻く人間の業と悲しみを教えてくれる。同じ時代を生きつつ、決して出会う事の無い人々の悲しみや欲望や生のエネルギーを私に突きつける。 そのような写真を目にし、私もいつかは世界へと飛び立ち、様々な国の人々の波の中に埋もれてみたいと思いながらも、夢果たせぬままこの年まで来てしまった。私が夢見つつ果たすことのなかった世界に飛び込んで行くジャーナリストとはどのような人々で、どのような視線を世界に向けているのだろうか。そんな問いが本書を手に取るきっかけになった。 著者の藤原章生は開高健ノンフィクション賞作家にして、毎日新聞の特派員だ。本書は彼が訪れたされた様々な国で見た出来事を綴ったエッセイで