エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
『キム・フィルビー かくも親密な裏切り』 20世紀最悪のスパイは友情を武器にした - HONZ
キム・フィルビーはすべてを手にしていた。英国上流階級出身、ケンブリッジ大学卒業、愛する妻子と多く... キム・フィルビーはすべてを手にしていた。英国上流階級出身、ケンブリッジ大学卒業、愛する妻子と多くの気が置けない友人。仕事においても、上流階級出身の特別なコネクションを持つ者だけが所属できる英国スパイ組織MI6の出世の階段を誰よりも早く駆け上っていたのだから、足りないものを探すほうが難しい。1940年に28歳でMI6入りした彼は、イスタンブール勤務などを経て、40歳を前にMI6のワシントン支局長に就任し、多くの同僚が未来の長官だと信じていた。 フィルビーの特異なところは、並外れた身体能力、多言語を操る頭脳や暗殺スキルなどのスパイ技術の高さで出世競争を勝ち抜いたわけではないというところにある。彼を傑出したスパイにしたのは、“人間としての魅力”である。ひとたびフィルビーと言葉を交わせば、誰もが彼の友人になりたがった。当時の彼を知る人は次のように語っている。 彼は、崇拝者を勝ち取る類の人間だった。
2015/05/22 リンク