『ハッパノミクス 麻薬カルテルの経済学』麻薬王は、誰もがみな名経営者!? - HONZ

「一般企業もマフィアもやっていることは同じですよ」 もしあなたが真面目なサラリーマンで、誰かに面と向かってこんなことを言われたとしたら、どんな反応を示すだろうか。おそらく内心ムッとするはずだ。そして「とんでもない！ 反社会的集団と企業を一緒にしないでください」とかなんとか反論のひとつも付け加えながら、納得のいかない表情を浮かべるのではないだろうか。 だが本書を読んだ後でも同じような認識でいられるかはおおいに疑問だ。もしかしたら笑顔で「ですよねー」と同意すらしているかもしれない。なにしろ本書によれば、斯界にその名を轟かす麻薬王は、誰もがみな名経営者だというのだから。 『エコノミスト』誌でエディターを務める著者は、ラテンアメリカで麻薬関連の取材をするうちに、麻薬ビジネスのあり方がグローバル企業のそれと酷似していることに気づく。実際、麻薬ビジネスの規模はグローバル級で、本書によれば麻薬ビジネス全

[Caerleon0327]

邦題・・・

[zigzag1900]

いやいや、マフィアと企業の最大の違いは税金を納めているかだけの違いだよ。マフィアみたいな企業もあるけどね。

[smicho]

現時点でタバコやアルコールは適切にコントロールできているという認識だろうか。＞麻薬は安全ではなく危険だからこそ、きちんと法律で規制したほうが効果的にコントロールできる

[kikuchi1201]

面白そうだ

[REV]

影に潜るから禁止を緩和すべきブツと、影に潜ったら影を追いかけて撲滅すべきブツの認定マン大活躍

[BigHopeClasic]

確かに経済学的には、麻薬を合法化して適正価格で販売すれば（中毒患者のへの適切なケアまで含む）、少なくとも犯罪組織のインセンティブは減ってトータルではメリットが大きいだろう。現実的には無理だが。