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一気読み必至の警察ノンフィクション!『警視庁科学捜査官』 - HONZ
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一気読み必至の警察ノンフィクション!『警視庁科学捜査官』 - HONZ
読み始めた途端、あの日の記憶が鮮明に甦った。 1995年3月20日、月曜日の朝だった。地下鉄で「異臭事件... 読み始めた途端、あの日の記憶が鮮明に甦った。 1995年3月20日、月曜日の朝だった。地下鉄で「異臭事件」が発生したとの一報を警視庁記者クラブで聞いた。当時の無線記録によれば、通信指令本部に八丁堀駅での乗客の異変を知らせる無線が入ったのは8時21分である。3分後、築地駅から「ガソリンがまかれた」との情報が入り、他の駅からも相次いで被害報告が入った。建物を飛び出し霞ヶ関駅に走った。近づくにつれ言葉を失った。そこには日常が完全に暗転した光景が広がっていた。 原因物質が「サリン」であると発表されたのは午前11時だった。 ロス疑惑やトリカブト事件などを手がけ「伝説の一課長」と呼ばれた寺尾正大捜査第一課長の憤怒の形相は生涯忘れないだろう。本書を読んで、事件の一報からサリンと発表されるまでに何が起きていたのか、そのディテールを初めて知った。 著者は当時、警視庁科学捜査研究所(科捜研)の係長だった。捜査