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『カミカゼの幽霊』死人となって戦後を生きた男の物語 - HONZ
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『カミカゼの幽霊』死人となって戦後を生きた男の物語 - HONZ
特攻兵士の遺書ほど読むのが辛いものはない。先日も海上自衛隊佐世保資料館を訪れた際に目にする機会が... 特攻兵士の遺書ほど読むのが辛いものはない。先日も海上自衛隊佐世保資料館を訪れた際に目にする機会があった。遺書は母親に宛てたもので、育ててくれたことへの感謝と立派に最期を遂げたいという覚悟が綴られていたが、「母様」という呼びかけに、そこに記すことのできない思いのすべてが込められているような気がして、胸が苦しくなった。 特攻は愚劣極まりない人命軽視の戦法である。中でも太平洋戦争末期の1944年、日本海軍が開発した特攻兵器「桜花」の非道さは際立っている。まず形状からして異様だ。1.2トンの大型爆弾に翼と操縦席がついた外観は、見るからに主役は爆弾である。操縦する人間はいかにも付け足しで、人命軽視の思想をそのまま形にしたかのようだ。 桜花は母機の一式陸上攻撃機に吊るされて敵艦隊の近くまで運ばれ、投下されるとグライダーのように滑空し、目標を定めると尾部に内蔵したロケットに点火して加速、そのまま敵艦に突