ゼロ金利との闘い : 池田信夫 blog

2009年12月02日10:16 カテゴリ経済テクニカル ゼロ金利との闘い 日銀の政策をめぐるメディアの反応をみていると、まるで10年ぐらい前に戻ったような既視感をおぼえる。当時も「日銀の量的緩和は物足りない」「もっと大胆な姿勢を示せ」といった論評一色だった。また同じような勇ましいコメントをしている自称エコノミスト諸氏には、せめて本書ぐらい読んでほしいものだ。 本書が出版されたのは5年前だが、デフレとゼロ金利をめぐる理論的・実証的な研究をほぼ網羅的にサーベイしている。著者は日銀の審議委員だったので、「日銀理論」のバイアスはあるだろうが、彼もいうように日銀はそれなりに努力してリフレ的な政策を実施したのである。ただ、この種の政策には次のような問題点がある：ゼロ金利になると、それ以上マネタリーベースを増やしてもマネーストックは増えず、インフレ率に影響を及ぼさない 日銀がインフレ予想に影響を与える

[cloudliner_tweets]

"ゼロ金利との闘い* - 池田信夫 blog"

[asahichunichi]

経済マスコミの連中って必ずしも経済の勉強した人ばかりじゃないから

[babi1234567890]

？？？？一周してリフレ派になりました？

[kodaif]

"緩和効果はあるが、日銀が金利の期間構造に介入することで金融市場のリスク配分をゆがめる。また国債を日銀が引き受けることは、財政規律を失わせる。コストなしでデフレを撃退する「フリーランチ」はない"