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「金価格」の上昇と「実質金利」の低下について | Investment Architecture
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「金価格」の上昇と「実質金利」の低下について | Investment Architecture
4月2日に『全ての国が”金融緩和と財政出動”を行なった次の世界にあるもの』という記事を書きましたが、... 4月2日に『全ての国が”金融緩和と財政出動”を行なった次の世界にあるもの』という記事を書きましたが、世界中で行われている金融緩和と財政政策が、貨幣価値の毀損に繋がり、逃避マネーが「金」に流れ込んでいるというのが私の理解です。 実は「金」というのは不思議なプロダクトで、通常、コモディティに分類されますが、一種の「通貨」として分類されることもあります。 少しマニアックな話ですが、例えば米国の金融情報端末であるブルームバーグで、金のスポット価格を出すときは『XAU Comdty』ではなく『XAU Curncy』と打ち込みます。 そもそも通貨(貨幣)とは何か?ということを考えたときに、教科書的には「交換の媒体」「価値の蓄蔵」「価値の尺度」といった機能を持つもののことを指します。この定義に当てはめて考えると、「金」は通貨としての側面も有すると言うわけです。 ドルやユーロ、円といった他の通貨(貨幣)と