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江源武鑑 - Wikipedia
『江源武鑑』(こうげんぶかん)は、「佐々木氏郷」が著者とされている近江の戦国大名・六角氏に関する... 『江源武鑑』(こうげんぶかん)は、「佐々木氏郷」が著者とされている近江の戦国大名・六角氏に関する日次記形式の歴史書。天文6年7月(1537年)から元和9年7月(1623年)までを記している。全18巻。現存しているものには元和7年、明暦2年、刊行年不明の版本がある[1]。一般的には沢田源内が作成した偽書と見られており、史料性を認められていない。 一巻には、本書を書くにあたって用いたとする古記録のリストや、六角氏の分流の氏族一覧や、『江陽代々制法條々』と題した分国法、『江陽代々御出軍制法條々』と題した軍法などが記載されている[2]。二巻以降は基本的に日次記形式となり、天文6年7月3日の足利義輝誕生の記事[注釈 1]から元和9年7月9日の六角義郷の死没記事まで書かれている。八巻では「百箇条」という六角義実による訓戒のみで構成されている。主に六角氏関連の記述が並ぶが、関ヶ原の戦いの本戦など、六角氏