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苫小牧市 - Wikipedia
寛政12年(1800年)に蝦夷地の警備と開拓のため八王子千人同心が勇武津(勇払)に入植。過酷な自然条件... 寛政12年(1800年)に蝦夷地の警備と開拓のため八王子千人同心が勇武津(勇払)に入植。過酷な自然条件などにより4年で土地を離れるも苫小牧の礎となる[1]。1873年(明治6年)に開拓使が勇払郡出張所を苫細(苫小牧)に移転。これを苫小牧の開基としている。もとは苫小牧村として広い地域を占めたが、数次の分村をへて境域を縮小し、大正7年から苫小牧町となる[注釈 1]。 豊富な水と木材資源に恵まれていた苫小牧には明治43年に竣工した王子製紙会社の工場をはじめとして製紙業が進出。その後、石炭を機能的に流通させるために「勇払築港論」が提唱され[3]、苫小牧に工業港の必要性が認められて1951年(昭和26年)に起工。1963年(昭和38年)に世界初の内陸掘込港湾となる苫小牧港(西港)が開港。1980年(昭和55年)には東港が開港。札幌都市圏に最も近い太平洋岸の港であり、新千歳空港にも近接している利便性か