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南シナ海で中国をけん制するウルトラC~“潜水艦救難艦”のベトナム供与~ | "Japan In-depth"[ジャパン・インデプス]
文谷数重(軍事専門誌ライター) |執筆記事|プロフィール| 潜水艦が遭難したら、どうするのだろうか... 文谷数重(軍事専門誌ライター) |執筆記事|プロフィール| 潜水艦が遭難したら、どうするのだろうか? 海底着底状態であれば小型潜水艇で乗員を救出する。日本では有人潜水艇DSRV(Deep Submergence Rescue Vehicle)と、その母艦である潜水艦救難艦のペアが使われている。横須賀にある「ちよだ」 とその搭載DSRVがそれだ。呉にも母艦「ちはや」と搭載DSRVがある。このうち「ちよだ」は更新用の代替艦が建造中である。昨年度予算で発注され、履行期間4年間(4国)であるので再来年度の末には完成し、引き渡されるだろう。 ■ベトナムに引き渡せないだろうか? 代替艦が完成すれば「ちよだ」は廃用され、鉄くずとして解体売却される。しかし救難母艦の「ちよだ」と搭載DSRVはまだまだ使える。救難母艦は故障知らずのディーゼルエンジンなのであと20年は使える。DSRVはやたらと丈夫であり、必要
2015/10/08 リンク