20年経っても変われない中国 第6世代のリーダー育成～「中国株式会社」の研究～その45 | JBpress (ジェイビープレス)

最近、1960年代生まれの共産党若手指導者に注目が集まっている。一部の外国人研究者は彼らを「第6世代」と呼び、12年後の2022年、開明派の彼らが習近平・李克強に代わって権力を握る時、「中国は変わり始める」などと無邪気にも予想している。（敬称略） だが、本当にそうなのか。「第5世代」の人事は大方見えてきた。となれば、気の早い中国ウォッチャーたちが改革開放時代に育った「第6世代」に期待するのも無理はない。しかし、残念だが「第6世代」の下でも「中国株式会社」の実態は大きく変わらないだろう。 今回から2回にわたり、筆者がそう考える理由をご説明したい。 次世代のエリート社員

[Tiantian]

周強（Zhou Qiang）, 胡春華（Hu Chunhua）, 孫政才（Sun Zhengcai）, 陸昊（Lu Hao）

[mame-tanuki]

1960年代生まれの共産党若手指導者「第6世代」に"チェンジ"を期待できない理由、前編▼「革命・第6世代」の定義、代表的人物(周強,胡春華,孫政才,陸昊),特徴(「共産党青年団、国内政治、地方経験」重視の純粋培養)を紹介