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北朝鮮が拿捕した米海軍の情報収集艦プエブロ号と消えた32万ドルの行方 映画の小道具として活用されたドル紙幣も、ドル化の中でいつの間にか雲散霧消 | JBpress (ジェイビープレス)
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反米プロパガンダの観光資源として平壌に係留されているプエブロ号(写真:Kristoferb, CC BY-SA 3.0 , ... 反米プロパガンダの観光資源として平壌に係留されているプエブロ号(写真:Kristoferb, CC BY-SA 3.0 , via Wikimedia Commons) (郭 文完:大韓フィルム映画製作社代表) 北朝鮮には、「米国は嫌いでも、ドルは好き」という言葉がある。いくら反米を叫んでも、米ドルは好きにならざるを得ないという意味だ。今の北朝鮮では、100万ドル以上を稼いだ人には最高の名誉の一つである「努力英雄」の称号を叙勲する。それほどまでに、米ドルに対する執着や関心が高まっているのだ。 北朝鮮社会に広がっているドル愛について、象徴的な事件があるのでお伝えしよう。 北朝鮮にドルを運んできた米情報収集艦 プエブロ号は、軽貨物船を改造して作られた米海軍所属の情報収集補助艦である。重量106t、長さ54m、幅10m、時速12.2ノットに、口径50mm機関砲2門を取り揃えた艦船である。 このプ