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J・R・ブラウン「なぜ科学を語ってすれ違うのか」(4) - jmiyazaの日記(日々平安録2)
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J・R・ブラウン「なぜ科学を語ってすれ違うのか」(4) - jmiyazaの日記(日々平安録2)
前に続いて、科学哲学にかんする議論の、A)論理実証主義、B)ポパー、に続く、C)クーンである。 C... 前に続いて、科学哲学にかんする議論の、A)論理実証主義、B)ポパー、に続く、C)クーンである。 C)クーン:著者によれば、クーンが「科学革命の構造」でいおうとしたのは、科学が実際にはどのようにおこなわれているかということであったという。今まで哲学者たちは科学がどうおこなわれるべきかばかりを論じていた。それで、1)科学の歴史が累積的であるとする立場を否定し、2)科学の歴史は批判精神に満ちているとするポパーの見解にそれは科学に営為の実態にそぐわないものとして、異をとなえたのだという。 1)の科学の歴史は累積的ではなく革命的という点についてはポパーと見解を同じくしたというのであるが、「ポパーの科学」は革命的でありながら累積的、「クーンの科学」はほとんどの場合では累積的であるが稀に革命的なのである。ポパーにおける「大胆な予測」がうまくいった場合には、その結果はそれまでの定説を凌駕する。だから、つね