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バラライカ秘話
奇妙な三角形の胴、三弦しかない細い首…。この楽器はすべてが変てこだが、一番奇妙なのは、滑稽で軽薄な... 奇妙な三角形の胴、三弦しかない細い首…。この楽器はすべてが変てこだが、一番奇妙なのは、滑稽で軽薄な名前だろう。バ・ラ・ライ・カとは!この名に、バラライカの本質が悉く現れている。人々を陽気にさせる楽しい楽器の本質が。 かつてこの楽器を最も上手く弾いていたのが、中世ロシアの、家業に煩わされず各地を放浪した芸人、スコモローフであったことを思えば、それも頷かれよう。ロシアの農民たちは、音楽どころではなかったから、バラライカ弾きは無駄な技と考えられ、白い目で見られていた。「バラライカは“ひく(弾く)”んじゃなくて、“ひんく(貧苦)”だ」と農村では言っていたものだ。 とはいえ、そう言う農民たちも、バラライカを聴き、それに合わせて歌ったり踊ったりするのが好きだったのは当然だ。しかも、どんな売店でも二束三文で売っていたから、本来の用途以外の使い方をされることもあった。年代記の証するところによれば、屋敷勤め