Reuters 中国の格付け会社、米国ソブリン格付けを「Ａプラス」に引き下げ | ビジネスニュース | Reuters

１１月９日、中国の格付け会社は、ＦＲＢが決定した国債追加買い入れを理由に、米国のソブリン格付けを「Ａプラス」に引き下げた。写真は米国の国旗。ワシントンで昨年１２月撮影（２０１０年 ロイター/Kevin Lamarque） ［ニューヨーク ９日 ロイター］ 中国の格付け会社、大公国際資信評価は９日、米国の自国通貨建て・外貨建て長期ソブリン格付けを「ＡＡ」から「Ａプラス」に引き下げた。格下げの理由として、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が決定した国債追加買い入れを挙げた。 ウェブサイトに英語の声明を掲載した。大公国際資信評価は、一段の格下げもあり得ると警告。今回の格下げは米国の「債務返済能力の悪化、債務返済意思の大幅な低下」を反映するものだと指摘している。 大公国際資信評価は「米国の経済ツールの欠陥が、米経済の長期リセッション（後退）につながり、支払い能力が大幅に低下する」との見解を示した。 ＦＲＢ