中国が証券監督トップの交代検討、相場乱高下受け＝関係筋

８月１０日、中国共産党は株式相場の乱高下を受け、証券監督トップの交代を検討していることが、関係者の証言で分かった。写真は上海の証券会社で画面を見詰める投資家ら。７月撮影（２０１５年 ロイター／Aly Song） ［北京／上海 １０日 ロイター］ - 中国共産党は、株式相場の乱高下を受け、証券監督トップの交代を検討していることが、関係者２人の証言で分かった。 それによると、共産党は証券監督管理委員会（ＣＳＲＣ）の肖鋼委員長（月内に５７歳）の後継者探しに着手、最近数週間で各方面に打診しているほか、党幹部らが夏場の会合でこの問題を討議する予定という。肖氏は２年前に現職に就いたばかりで、２０１８年末まで任期を残した段階での後継者探しは異例。肖氏への不満が党内で高まっているといえそうだ。