今日の株式見通し＝底堅い、円安やデフレ脱却期待が支援

［東京 １５日 ロイター］ きょうの東京株式市場で日経平均は底堅い展開が見込まれている。「財政の崖」問題を背景に米国株は大幅続落したものの、１６日衆院解散を受けた円安が下支えする見通し。 デフレ脱却に向けた政策期待の高まりも支援材料になるという。日中は為替をにらみながら８７００円水準を固める動きとみられている。 日経平均の予想レンジは８６００円―８７５０円。 １４日の米国株式市場は大幅続落し、Ｓ＆Ｐ総合５００種.SPXは７月下旬以来およそ４カ月ぶりの安値に沈んだ。減税失効と歳出の自動削減開始が重なる「財政の崖」問題の行方をめぐる不透明感がくすぶっているほか、イスラエル軍がイスラム原理主義組織ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザに大規模な攻撃を加え、ハマスの幹部を殺害したことで、緊迫する中東情勢を嫌気するムードが広がった。 一方、外為市場では円が対ドル・対ユーロで下落し、２カ月ぶりの大幅な下

[rishida]

［東京　１５日　ロイター］　きょうの東京株式市場で日経平均は底堅い展開が見込まれている。「財政の崖」問題を背景に米国株は大幅続落したものの、１６日衆院解散を受けた円安が下支えする見通し。デフレ脱却に向