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初夏の松崎港のキャンプ場 / 松崎で出会ったシベリア抑留の老人の話と平和祈念展示資料館
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初夏の松崎港のキャンプ場 / 松崎で出会ったシベリア抑留の老人の話と平和祈念展示資料館
今から4,5年ほど前、本格的な夏の始まる前の今時分のことである。伊豆の松崎港にツーリングがてら1人キ... 今から4,5年ほど前、本格的な夏の始まる前の今時分のことである。伊豆の松崎港にツーリングがてら1人キャンプにでかけた。ちょうど読んでいる『グローブトロッター 世界漫遊家が歩いた明治ニッポン』という本に明治の築地ホテルが全面なまこ壁だったとの記述があり、そう言えば、前回の松崎訪問では「なまこ壁」をしっかり見てこなかったし、松崎出身の有名な左官である入江長八の長八美術館にも行かずじまいであったと思い出したのがきっかけだった。 そして、松崎町観光協会にて海辺の良きキャンプ場を紹介いただき、松崎町を散策していると、ひょんなことからシベリアで抑留生活を送った方に声をかけられた。その老人からお聞かせいただいた壮絶な体験と、同じく悲惨な抑留者の実態を知った新宿の平和祈念展示資料館の展示を重ね合わせる。 ● 伊豆松崎 あそび島 で手軽な1人キャンプ ● なまこ壁と伊豆の長八美術館 ● 那賀川のほとりで出会