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第一話 ブラジャーに関する一考察 1 - 君の名は。 Another Side:Earthbound(角川スニーカー文庫) - カクヨム
窓から差す光が顔に当たる不快で、立花瀧(たちばなたき)は目を閉じたまま顔をしかめた。 その、しかめ... 窓から差す光が顔に当たる不快で、立花瀧(たちばなたき)は目を閉じたまま顔をしかめた。 その、しかめた顔の感触で、意識が覚醒方向に浮上していく。 目覚めはいつも、水の底から水面に向かって浮き上がっていくイメージだ。 庭の木が揺れる音がガラスの窓越しに聞こえて、それが波の音のようだ。 横たわっている自分の重さを自覚し始める。背中に重力を感じる。このまま目を開けたら、新しい一日がいやおうなく始まってしまう。 目を開けたくない……。 しばらくのあいだ、眠りでも覚醒でもない境界の状態に、自分をひたひたと浮かべていた。 この、オンとオフの中間の状態が、なんとも心地よい。 ああ、この時間が永遠にほしい……と思ったそのとき、何か不吉な塊のようなものが、胸の中に、というより胸の上にきざした。 夢うつつの中で、ぎくりとしたものが意識に差し込まれてきたのだが、それをあえて言葉に変換するのなら、 (今日はどっちだ
2016/09/30 リンク