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第四話 レイナードのひらめき - 七連装《セブン・バレット》の魔剣銃(虚仮橋陣屋(こけばしじんや)) - カクヨム
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第四話 レイナードのひらめき - 七連装《セブン・バレット》の魔剣銃(虚仮橋陣屋(こけばしじんや)) - カクヨム
それからというもの、レイナードはひたすらに実験に没頭した。 食事を摂(と)るのも。 風呂に入るのも... それからというもの、レイナードはひたすらに実験に没頭した。 食事を摂(と)るのも。 風呂に入るのも。 寝ることさえ煩(わずら)わしかった。 元々、レイナードが魔法使い――魔法医を志したきっかけは、世の中の病に苦しめられている人々を救いたい、その切なる想いからである。 レイナード、そしてロザーリオとヴァイオレットのシープヘッド兄妹は、幼くして両親を戦争と流行り病で亡くしていた。彼らは孤児だった。共に引き取り先の教会で育つうち意気投合し、やがて独り立ちできる歳になると、二人の少年は同じ志と想いを胸に、別々の道を選ぶことになる。 一人は、戦争で誰かを死なせないよう、剣銃遣いになる道を。 一人は、誰かが病で命を落とさぬよう、魔法使いになる道を。 しかし――この時すでに皇国中にその名を馳せる稀代の凄腕剣銃遣い、ロザーリオ=ザ・ボウイとの二つ名を与えられた親友とは違って、レイナードの方はいまだ魔法使い