エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
第34話 モルダヴィアの狸 - 彼の名はドラキュラ~ルーマニア戦記~ ヴラド・ツェペシュに転生したけど詰んでます(高見 梁川) - カクヨム
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
第34話 モルダヴィアの狸 - 彼の名はドラキュラ~ルーマニア戦記~ ヴラド・ツェペシュに転生したけど詰んでます(高見 梁川) - カクヨム
コンスタンティノポリスで交渉にあたっていたイワンから、ローマの使者とともに帰国する旨の先触れがあ... コンスタンティノポリスで交渉にあたっていたイワンから、ローマの使者とともに帰国する旨の先触れがあったのはつい先日のことである。 それにしてもあの陽気な伊達男としたことが、どうにも奥歯にものの挟まったような不可思議な返答をよこしていたのが気にかかる。 幸い総大主教庁を仲介とした和平交渉は大成功を収めたのだから、種痘や羅針盤の情報開示くらいは見返りに請求されたのかもしれない。 あるいはローマ使者というのも、楽天家のイワンが恐縮する程度には大物であるという可能性もある。 内陸国家であるワラキアは、海との接点をモルダヴィア領内のキリアに頼らなくてはならず、使者の出迎えと、今後のワラキア・モルダヴィア両国の連携の構築のため、久しぶりに俺はモルダヴィア公国首都であるヤシを訪れていた。 「いらっしゃいませ! ヴラド兄様!」 ブンブンと振られる尻尾を思わず幻視してしまう勢いで、幼なじみのシュテファンが飛ん