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第三〇話 天文十二年三月中旬『地金』織田信秀side - 女城主、戦国乱世に再臨す ~今世はのんびり過ごすはずがなぜか『女孔明』と呼ばれてます~(鷹山誠一/小鳥遊真) - カクヨム
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鳴り止まぬ歓声が、神社を覆っていた。 兵たちの士気は、これ以上ないほどに上がっていた。 これならば... 鳴り止まぬ歓声が、神社を覆っていた。 兵たちの士気は、これ以上ないほどに上がっていた。 これならば死さえ恐れず敵陣に突っ込んでいけるに違いない。 つやはまさに最高の仕事をしてくれたと言える。 「くっ、くくく……相変わらず儂の想像を超えてくる娘よ……っ!」 舞台の下で信秀は戦慄に身体を打ち震えさせていた。 舞台に上がった当初は、あまりの数の観衆に呑まれているように見えた。 いかな伏竜鳳雛とは言え、まだ齢一〇の娘である事には違いない。 いきなり大舞台に立たせるのはさすがに早すぎたか。もっと場数を踏ませるべきだったか、と危惧したが、ただの杞憂であった。 確かに一瞬、狼狽えはしたようだった。 だが、すぐにその瞳に覚悟と決意が宿り、演者を一喝し、足踏み一つでざわめく観衆を黙らせた。 「どうやら彼奴は、四天王の化身でもあったらしい」 仏教における四天王とは、持国天、増長天、広目天、多聞天の事を指す。