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嫌いだったはずの暴力。 - それは=ではない(サトウ・レン) - カクヨム
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嫌いだったはずの暴力。 - それは=ではない(サトウ・レン) - カクヨム
「人間には二種類のタイプがいる。それは人を殴れる奴と人を殴れない奴だ」 そう言ったのは、いまは亡き... 「人間には二種類のタイプがいる。それは人を殴れる奴と人を殴れない奴だ」 そう言ったのは、いまは亡き友人だ。 彼は盗んだバイクで海沿いの街を走りに走った挙句、その辺りを縄張りとする暴走族のグループを挑発し、捕まり、リンチされ、そして殺された。顔はもう原型をとどめていなかったそうだ。彼は人を殴れるタイプだったが、一度も抵抗できないまま、死んでしまったらしい。 僕は人生において、すくなくとも記憶にある限り、一度も人を殴ったことがない。殴りたいと思ったこともない。殴りたいけど殴れないだけで、それは嘘だよ、と反論してきたのも、あの若くして死んだ友人だ。殴りたくないのならば、きみはロボットなのかもしれないな、と続けて。友人だったが、改めて考えれば、大変失礼な奴だ。 だけど僕は本当に暴力が嫌いだ。怖い。あと血も嫌いだから見たくない。そういう生理的な嫌悪感もある。そもそも暴力を振って、なんになる、と言うの