第二回世界メディア芸術コンベンションと小熊英二 - カルトvsオタクのハルマゲドン／カマヤンの燻る日記

小熊英二先生が文化庁第二回世界メディア芸術コンベンション「想像力の共有地（commons）」http://www.simul-conf.com/icomag2012/index.htmlで講演されるというので、行ってきました。 最初、隣の国立新美術館と会場を間違えて、ついでなので『まどか☆マギカ』展も見てきました。展示は撮影禁止でした。 コンベンションは政策研究大学院で行われた。入場者は200人くらいかなあ。落ち着いていてよい感じでした。 以下、ごく粗いメモ。発言者の言葉そのままでは全然ない。 1 マンガとアニメーションの越境性・戦後日本社会の検証 小熊英二講演メモ 戦後日本で、なぜ質の高いマンガ・アニメが作られたか。 1950-60年代の日本の経済指数は発展途上国並みだった。しかし識字率は高かった。読書と映画が最大の娯楽だった。 日本は国内市場は大きい。国内市場が小さいと初めから世界市場

[kamayan]

せるくま

[mujin]

とても面白い。戦後の漫画の高さは知らなかった。ジャンプから「努力」が消えるまでの過程には「勝利できない努力」より「努力不要の勝利」への転換があったのでは。http://bit.ly/AhYYtu

[amamako]

前にも言ったけど、まどかってホントこれまでの世界救済系物語ではありえないほど簡単に世界を救っちゃった主人公なんだよねhttp://bit.ly/AhuaGs、http://bit.ly/zVXdbu

[SasakiTakahiro]

少女が勝つのは、恋か、白馬の王子様がやってくるか、魔法による変身か――

[indow]

「現在の日本の少年マンガから努力が欠落している。かつては努力することを延々描いていた。「努力しても勝てない」というリアリティが現在はある。少女マンガは昔から努力しない。努力しても少女は勝てないから」

[shinichiroinaba]

なるほどこれか

[namawakari]

教養主義と経済から見た漫画業界。