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平成クラシックベストテン | 平成ベストテン | 片山杜秀 | 連載 | 考える人 | 新潮社
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平成はポスト・モダンが徹底された時代だった。そこでは芸術を担うご立派な近代的個人が立場を失ってゆ... 平成はポスト・モダンが徹底された時代だった。そこでは芸術を担うご立派な近代的個人が立場を失ってゆき、何もかもがキッチュに取って代わっていった。その意味での日本クラシック音楽界最大の平成的事象は、やはり1.「佐村河内騒動」であった。ほとんど無名の作曲家であった佐村河内守が、『交響曲第一番』と題する自伝を大手出版社から刊行したのが平成一九年。難聴に苦しむ「現代のベートーヴェン」が独立独行で偉大な交響曲を作曲している。彼の物語はテレビ・ドキュメンタリーになり、その作品も演奏されるようになり、東日本大震災の直後に『交響曲第1番HIROSHIMA』としてCD発売された。「広島」というタイトルは作曲後の後知恵で付け加えられ、そこに「福島」のイメージもおのずと重ねられた。その交響曲の中身はというと、あまりにも典型的にキッチュであった。マーラーもどき。後期ロマン派の模造品。「現代のベートーヴェン」にはなぜ