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岩田帯(イワタオビ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
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岩田帯(イワタオビ)とは? 意味や使い方 - コトバンク
〘 名詞 〙 妊娠五か月めに、腹部の保温、保護と胎児の位置を正常に保つ目的で腹にまく白布。一般に五か... 〘 名詞 〙 妊娠五か月めに、腹部の保温、保護と胎児の位置を正常に保つ目的で腹にまく白布。一般に五か月めの戌(いぬ)の日に着ける。縁起のよい数とされる「五」と、多くの子を安産する犬にあやかるためといわれる。[初出の実例]「いはたおひ 女のはだへにする帯也。又はらみたる時はだへにするともいふ」(出典:匠材集(1597)一)岩田帯の補助注記ユワタオビからの転ともいうが、イワタオビの形が一六世紀末まで溯れるのに対し、ユワタオビは一八世紀以後の例しか確認できないので疑問。 妊婦が妊娠5ヵ月目ころからつける腹帯で,斎肌帯(いはだおび)というのが原義である。この帯には胎児や妊婦の保護のほか,信仰的な意味もある。着帯の時期は妊娠5ヵ月目の戌(いぬ)の日が普通だが,妊娠3ヵ月目とか7ヵ月目の所もあり一定していない。戌の日をえらぶのは,犬が多産で産が軽いと信じられたからである。斎肌帯の斎とは忌のことであり,