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零細企業(れいさいきぎょう)とは? 意味や使い方 - コトバンク
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零細企業(れいさいきぎょう)とは? 意味や使い方 - コトバンク
中小企業のなかでとくに小規模なものをさす用語で、各産業分野に広く存在する。産業ごとに条件が異なる... 中小企業のなかでとくに小規模なものをさす用語で、各産業分野に広く存在する。産業ごとに条件が異なるため、具体的にいかなる規模以下の企業をさすかはかならずしも明確ではないが、中小企業基本法によれば、小規模企業の定義は、製造業では従業員20人以下、商業・サービス業では5人以下となっている。自家労働と雇用労働の比率に注目して、自家労働経営が圧倒的に多い従業者4人以下を「零細=勤労業者」、自家労働の比重が35%前後を占める5~9人規模を「小=勤労業者と資本家的企業の中間的存在」と規定し、両者をあわせて小零細企業とよぶ場合もある。 産業別では、製造業(業種としては、出版、印刷、金属製品、一般機械、衣服、雑貨など)、不動産業、運輸通信業、卸・小売業に多い。総務省の「経済センサス基礎調査」(平成21年版)によれば、製造業における小規模企業は事業所数で84.4%、従業員数で24.8%を占め、小売業では5人以