児童虐待：「実際に見聞き」通告わずか３割台 都調査 | 毎日新聞

東京都がまとめた虐待に関する意識調査で、身近なところで子どもへの虐待に気がついた場合、児童相談所へ「通告すると思う」と答えた人は全体の８割台に達した一方、実際に虐待を見聞きしたケースに絞ると、通告したのは３割台にとどまっていたことが分かった。本当の虐待か判断に迷ったり、トラブルを恐れる意識が背景にあるとみられる。児童相談所の関係者に波紋が広がっており、ある関係者は「１本の通告が子どもを救う場合もある。判断に迷ったら、まず連絡を」と呼びかけている。【野倉恵】 意識調査は都が昨年１２月、都内在住の成人にインターネットを通して実施し２３７人が回答した。虐待に気づいたり疑いをもったりした場合、通告を「必ずすると思う」人は３１．６％に当たる７５人で「すると思う」の１２６人と合わせ８４．８％に当たる２０１人が通告すると答えた。

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【今週のフクシ・エントリ！】“通告への負担感は依然として大きいことがよくわかる。『通報者は特定されないから大丈夫』と周知することも必要”

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「実際に見聞きしていない不確定な通告が多い」という意味かと思って開いたら、逆に「実際に見聞きしても３割しか通告しない」だった。／気軽にかけて欲しいならまず無料通話にしてくれ。