映画：デコ車椅子の熊篠さん「障害者の恋愛も変わらない」 | 毎日新聞

映画「パーフェクト・レボリューション」主人公のモデルになった熊篠慶彦さん。車椅子の後ろに映画のポスターをつけてアピール＝中嶋真希撮影 手足に障害がある男性と、精神的な障害を抱えた女性の恋愛を描いた映画「パーフェクト・レボリューション」（松本准平監督）で、リリー・フランキーさん演じる主人公クマのモデルになったＮＰＯ法人ノアール理事長の熊篠慶彦さん（４７）は、真っ赤で派手な車いすの後ろに、映画のポスターを貼った目立つ姿で現れた。通りすがりの人たちが、ポスターをのぞきこむ。「車椅子に乗っているだけでチラ見されるのだから」と、それならあえて目立とうと改造を重ねた自慢の車椅子だ。映画では、熊篠さんの恋愛経験が盛り込まれている。「健常者も障害者も、恋愛の壁は同じ」という熊篠さんに話を聞いた。【中嶋真希】 ＜“赤い彗星”と名付けた車椅子に乗ってやってきた熊篠さんは、おでこにすり傷を作っていた。その日の朝

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