揺れる感情、山田死刑囚の真意は 控訴取り下げで判決確定 寝屋川中1殺害 - 毎日新聞

大阪府寝屋川市の中学1年の男女2人が殺害された事件で、死刑判決を巡る混乱が続いている。山田浩二死刑囚（49）が控訴を取り下げて判決が確定したが、弁護人は大阪高裁に無効を申請した。死刑囚は判決確定後も感情が大きく揺れ動くとされ、専門家からは「本人の真意かどうか慎重に確認する手続きが必要だ」との指摘も上がる。遺族側も心の整理がつかない。 昨年12月に大阪地裁で死刑判決を受けた山田死刑囚は控訴したが、先月18日、独断で取り下げて判決が確定した。刑事訴訟法は、被告が控訴を取り下げられると規定。拘置所に収容されている場合、弁護人の同意などがなくても、所長に書面を出せば取り下げが決まる。 この記事は有料記事です。 残り1283文字（全文1575文字）

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”死刑囚は判決確定後も感情が大きく揺れ動くとされ、専門家からは「本人の真意かどうか慎重に確認する手続きが必要だ」との指摘も上がる。遺族側も心の整理がつかない”