軍の統制できず「反省」 象徴天皇徐々に受け入れ 昭和天皇揺れる思い | 毎日新聞

初代宮内庁長官の田島道治が終戦後に昭和天皇とのやり取りを詳細に記していた「拝謁記」と題されたノートや手帳には、揺れ動く昭和天皇の思いが書き込まれていた。資料の正確性は今後の検証に委ねられるものの、その内容からは昭和天皇の戦争への率直な思いや、新憲法で規定された象徴天皇のあり方を模索する姿が浮き彫りになった。【栗原俊雄、野口武則、山田奈緒】

[raebchen]

「昭和維新」が、天皇の統帥権を掲げながら、実は天皇の意思に背くという矛盾で幕切れしたように、結局、天皇制は統帥権のみが利用されるだけ。反省が表に出て天皇制が廃止されてたら日本はどんな道を歩んだだろう。

[kazuhooku]

「秦郁彦「新憲法ができた後に元首として行動するのは不適切と分かっていても口を出したくなった。憲法上は政治の責任は政府にあるという考えを受け入れ、象徴天皇に徹しようと覚悟を決めていく過程が書かれている」

[taketake89]

"先の大戦に関する昭和天皇の考え方がたびたび書かれている。「張作霖事件の処罰を曖昧ニした事が後年陸軍の綱紀のゆるむ始めニなつた。さばき方が不徹底であつた事が今日の敗戦ニ至る禍根の抑々の発端」"

[kaos2009]

“伊藤之雄（ゆきお）・京都大名誉教授（日本近現代史）は「具体的に退位に向けた行動を取ったか否かまでが明らかにならないと発言の真意は分からず、通説を覆すほどではない。現実を受け入れつつ、信頼する長官にふ