新型コロナ 待ちに待った図書館再開 休館から１カ月 閲覧席は休止 名張 ／三重 | 毎日新聞

新型コロナウイルス感染拡大のためとして休館していた名張市立図書館（桜ケ丘）は１日、利用を再開した。本や新聞などの閲覧席の利用休止は続くが、再開初日は例年の同じ時期より大勢の人が来館し、次々と本を借りていた。 図書館は２月２９日から休館。職員は本の整理や企画展の準備などを進めて、再開に備えていた。１日からは本の貸し出しと返却などを再開した一方で、閲覧・学習用の約６０席や郷土資料室などの利用休止は続く。おはなし会などのイベントも行わない。入り口では、来館者に手をアルコール消毒してもらう。 １日は午前９時半の開館前からお年寄りら十数人が並んだ。図書館によると、この時期は例年、１日当たり約３００人が来館するが、再開初日は例年を超えるペースで高齢者や親子連れが訪れた。市民からの問い合わせ電話も続いたという。

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