繰り返される「市民の合意軽視」 幻の名古屋から考える東京五輪 | 毎日新聞

多くの市民グループが反対の声を上げる中、名古屋五輪の主会場予定地を訪れたエジプトのIOC委員、A・E・トウニー氏（手前右）＝名古屋市千種区で1981年3月19日 東京オリンピックの開幕まで50日を切った。新型コロナウイルス感染拡大の収束が見通せない中、開催に向けて突き進む国際オリンピック委員会（IOC）や政府に対し、冷ややかな視線を送る人たちがいる。1988年の「名古屋五輪」の招致反対運動に関わり、民意の力を身をもって体験した、水田洋・名古屋大名誉教授（101）＝名古屋市＝と小学校教員で「自由すぽーつ研究所」代表の岡崎勝さん（68）＝愛知県日進市＝だ。コロナ下での開催に根強い反対がある東京五輪について「仮にこのまま開催すれば民意を無視した形となり、民主主義社会の中でのイベントでは…

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(1981年)「平和な市民生活がオリンピックの『世界平和』の名の下に破壊されようとしている」

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【1988年の「名古屋五輪」の招致反対運動に関わり、民意の力を身をもって体験した、水田洋・名古屋大名誉教授（101）】まだご存命でしたか。水田氏は愛知万博反対運動もしていた。