オーウェルの「1984年」、ミャンマーがモデル？ 「専制を予言」現実味 米国人記者がたどる | 毎日新聞

「ビルマ（ミャンマー）は小説『1984年』が現実味を帯びた国だった」――。英国の小説家ジョージ・オーウェル（1903～50年）が警察官として約5年を過ごしたミャンマーで、彼の足跡を訪ね歩いた米国人女性ジャーナリストの旅行記がある。出版から17年たった2021年、再び国軍によるクーデターが起きた。著者は今、ミャンマーをどのように見ているのだろうか。【バンコク石山絵歩】 オーウェルが滞在した最大都市ヤンゴンや中部マンダレー、北部カターなどを巡った「Secret Histories： Finding George Orwell in a Burmese Teashop」（邦題・ミャンマーという国への旅）。著者のエマ・ラーキンさんは、バンコクの広場でコーヒーを片手に切り出した。

[taketake89]

”「ビルマは小説『1984年』が現実味を帯びた国だった」――。英国の小説家ジョージ・オーウェルが警察官として約5年を過ごしたミャンマーで、彼の足跡を訪ね歩いた米国人女性ジャーナリストの旅行記がある”