ロシア、中国の「理解」後ろ盾に ウクライナ問題巡り世界にアピール | 毎日新聞

会談する中国の習近平国家主席（右）とロシアのプーチン大統領＝北京で2022年2月4日、露大統領府提供・AP ロシアのプーチン大統領は4日に開催した中国の習近平国家主席との首脳会談で、ウクライナ問題を巡り改めて中国側の理解を得て、五輪の場で国際社会にアピールした。習氏も、米国に対応するうえでロシアとの協調を重視する。バイデン米政権は対中、対露の「二正面作戦」を強いられており、中露の結束を警戒している。 ロシアは2014年にウクライナ南部クリミアを強制編入し、欧米から経済制裁を受けた後、中国との関係を強化。21年の両国の貿易高は過去最高の1400億ドル（約16兆円）を超え、24年には2000億ドルを目指す。天然ガスのパイプラインの増設計画も進み、両国軍の合同演習も増えている。米欧の新たな対露制裁の動きに備えて中国との経済関係をさらに強化することも目指している。 北京冬季オリンピックや台湾問題な

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敵の敵は味方作戦