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社説:トヨタ系列で車検不正 信頼を損ねた責任は重い | 毎日新聞
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社説:トヨタ系列で車検不正 信頼を損ねた責任は重い | 毎日新聞
車検で不正をしていたとして、トヨタ自動車系列の販売会社「ネッツトヨタ愛知」と、店舗の前副店長ら10... 車検で不正をしていたとして、トヨタ自動車系列の販売会社「ネッツトヨタ愛知」と、店舗の前副店長ら10人が書類送検された。 速度計が実際のスピードを反映しているかどうかの検査を省略したり、ヘッドライトの明るさを不適切な方法で計測したりして、安全基準を満たしているとの虚偽の証明書を作っていた疑いがある。 車検の目的は、定期的な検査で不具合を見つけ、性能に問題がある車を走らせないようにすることだ。交通の安全を守り、大気汚染を防ぐために欠かせない仕組みである。指定された民間車検場が、国の業務を代行している。 ずさんな検査は、国民の信頼を損ねる。制度の根幹をも揺るがしかねない。責任は重大だ。 国土交通省中部運輸局の抜き打ち監査で発覚した。2年余の間に5158台の検査で不正があったことが確認されている。 前副店長らは「時間を短縮するためだった」「ノルマがあった」などと話しているという。 トヨタの調査で、