「この街は死にかけ」ウクライナ東部を脱出した女性がつづった思い | 毎日新聞

ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナだが、親露派が支配する東部から逃れる人たちも少なくないという。東部に住んでいた40代の女性が毎日新聞に手記を寄稿し、五つの国境を越え、3日間かけて他の地域に移住した理由を打ち明けた。【訳・構成 大前仁】 誰が徴兵されたのかもわからずに 多くの人は、ウクライナでの戦争が今年の2月24日に始まったと信じていますが、ロシアがドンバス（ドネツク、ルガンスク両州一帯）に現れた2014年に始まっていたのです。それでも私はこの8年間、高齢の親の面倒をみる事情もあり、家族と一緒にドネツクにとどまっていました。今のドネツクは徐々に死にかけています。もう過疎化した街を救えないし、私たちは自分自身を救うことを優先しました。 （親露派勢力が自称する）ドネツク人民共和国（DPR）では、総動員令がかけられています。18歳から55歳までの全ての男性は、「祖国を守るために」ウクライナ軍

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報じられることは少ないが、2014年に占領されているドネツク(DPR)・ルガンスク(LPR)では露本国と異なり根こそぎ動員されている報道もあったし、社会基盤はな…。宇の反攻も2014年占領地までは届くのか…。