県立美術館開館50周年 富本憲吉との歩み紹介 陶磁器など180件 9月3日まで展示 ／奈良 | 毎日新聞

県立美術館の開館当時、県が唯一所蔵していた「白磁大壷」（1940年）＝奈良市の県立美術館で2023年7月7日午後2時41分、上野宏人撮影 県立美術館（奈良市登大路町）の開館50周年を記念した企画展「富本憲吉展のこれまでとこれから」が同館で開かれている。安堵町出身で近代陶芸の巨匠、富本憲吉（1886～1963年）の生涯と同館の歩みを陶磁器など180件でたどる。9月3日まで。 同館は1973年3月開館。開館記念に「富本憲吉展」を開いて美術館として第一歩を踏み出した。当時は県が「白磁大壺（つぼ）」（1940年）を持っているだけだっ…