岸田首相、全漁連会長らと会談 処理水放出「必要な対策取り続ける」 | 毎日新聞

全国漁業協同組合連合会の坂本雅信会長（右から3人目）らと面会する岸田文雄首相（左端）＝首相官邸で2023年8月21日午後4時3分、竹内幹撮影 岸田文雄首相は21日、首相官邸で全国漁業協同組合連合会（全漁連）の坂本雅信会長らと会談し、東京電力福島第1原発処理水を海洋放出する計画について「国として海洋放出を行う以上は、廃炉および処理水放出を安全に完遂し、漁業者が安心してなりわいを継続できるよう必要な対策を取り続ける」と述べ、風評被害対策などの予算措置を長期間講じる意向を表明した。 坂本氏は「全国の漁業者、後継者が子々孫々まで安心して漁業ができるように長期にわたり国の全責任で対策を講じ続けることを強く求める」と述べ、漁業者へのフォローアップや風評対策に関する予算措置を要望した。首相は「必要な予算措置について、たとえ今後数十年の長期にわたろうとも政府全体で責任を持って対応する」と述べた。坂本氏は具

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「首相は「必要な予算措置について、たとえ今後数十年の長期にわたろうとも政府全体で責任を持って対応する」と述べた」