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普段は静かな指令所「有事は怒号も…」輸送指令長に聞く鉄道運行の裏側 | 毎日新聞
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普段は静かな指令所「有事は怒号も…」輸送指令長に聞く鉄道運行の裏側 | 毎日新聞
JR東海静岡総合指令所の遠藤広生・輸送指令長=静岡市の同社静岡総合指令所で2023年11月21日、最上和喜... JR東海静岡総合指令所の遠藤広生・輸送指令長=静岡市の同社静岡総合指令所で2023年11月21日、最上和喜撮影 JR東海静岡総合指令所輸送指令長の遠藤広生さん(59)は、列車の安全な運行を裏側から支える「司令塔」として、30年近く鉄道の運行管理に携わってきた。「お客さまをトラブルなく当たり前に送り届ける。あまり目立たないけど、実は大事な仕事」と自負する。10月に鉄道関係の功労者に贈られる大臣表彰を受賞した。間もなく、定年を迎える。 JR東海静岡地区の東海道本線と身延、御殿場両線の運行管理を担う「静岡総合指令所」(静岡市)で2013年から10年間、全体を統括する「輸送指令長」を務める。長さ計約330キロメートルに及ぶ3線区と、そこを通過する1日約700本の営業列車の全てに目を配り、事故や災害などでダイヤが乱れればいち早く回復させる。普段は静かな職場だが、「ひとたび有事となれば、運行管理を巡り