ヒスパニック支持固め急ぐ民主党 ハリス新候補に沸く若者、女性 | 毎日新聞

戸別訪問で住民から聞き取った情報を専用のシステムでその場で入力する「メーク・ザ・ロード・ネバダ」のスタッフ＝米西部ネバダ州ラスベガスで2024年9月14日、松井聡撮影（画像の一部を加工しています） 米大統領選で共和党のトランプ前大統領陣営が、移民問題をてこにヒスパニック（中南米系住民）に食い込もうとするのに対し、民主党のハリス副大統領陣営も長年の「牙城」を守ろうと必死だ。 西部ネバダ州最大都市で「カジノの街」として知られるラスベガスは9月中旬、砂漠地帯特有の乾燥した風が吹き付け、肌を焦がすような強い日差しが照りつけていた。そんな中、ヒスパニックの女性3人が中心部から約20キロ離れた住宅地で額から汗を流しながら一軒一軒呼び鈴を鳴らして歩いていた。 11月の米大統領選では、総人口の2割を占めるヒスパニック（中南米系）の住民の動向が注目されています。西部ネバダ州を中心に現状を報告します（全4回）