夏の高校野球：秀岳館が４強一番乗り 常総降し春夏連続 | 毎日新聞

【常総学院−秀岳館】二回裏秀岳館無死、左越え本塁打を放ち、拳を上げてベースを回る天本＝阪神甲子園球場で２０１６年８月１８日、幾島健太郎撮影 第９８回全国高校野球選手権大会は１２日目の１８日、準々決勝４試合。第１試合は常総学院（茨城）と秀岳館（熊本）が対戦。本塁打で先制した秀岳館が継投で守り勝ち、準決勝進出を決めた。今春のセンバツで４強の秀岳館は、夏は初めての４強入り。 〇秀岳館（熊本）４−１常総学院（茨城）●（１８日・甲子園、準々決勝） 秀岳館が３投手の継投で逃げ切った。左腕・川端が緩急を使った投球で５回１失点と試合を作り、九回２死満塁のピンチも有村が抑えた。攻撃は二回に天本、三回は松尾の右打者が本塁打を放ち、左腕・鈴木昭を攻略。常総学院は２番手・倉田が粘ったが、六回の失策絡みの２失点が響き、打線が強行策しか取れないのが痛かった。