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仏大統領選 マクロン・ルペン一騎討ちの裏に政治不信 | 経済プレミア・トピックス | 渡邊啓貴 | 毎日新聞「経済プレミア」
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仏大統領選 マクロン・ルペン一騎討ちの裏に政治不信 | 経済プレミア・トピックス | 渡邊啓貴 | 毎日新聞「経済プレミア」
フランス大統領選挙第1回投票(4月23日)の結果、首位に立ったのは無所属で独立系中道派の政治運動... フランス大統領選挙第1回投票(4月23日)の結果、首位に立ったのは無所属で独立系中道派の政治運動「アン・マルシェ(前進)!」を率いるエマヌエル・マクロン候補(得票率23.8%)だった。極右国民戦線(FN)マリーヌ・ルペン候補は2位(21.4%)だった。 1回目の投票で過半数を得た候補がいなかったため、5月7日に2人の候補者の間で決選投票が行われるが、各種世論調査では第2回投票ではマクロン候補が60%以上の票を得ると見込まれている。 マクロン氏は第1回選挙結果に「私はナショナリストの脅威に立ち向かう祖国の大統領になりたい」と、あらためて第2回投票への意欲を示した。3位の共和党(中道右派)のフィヨン氏と、5位のアモン前国民教育相はすでに決選投票でマクロン支持の意向を表明。バルス前首相、ラファラン元首相らもマクロン氏を支持する。このままいけば、マクロン氏の勝利は揺るがないように見える。