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「猛暑は災害」政府に地球温暖化への危機感はあるか | ニュースをウラ読み | 位川一郎 | 毎日新聞「経済プレミア」
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「猛暑は災害」政府に地球温暖化への危機感はあるか | ニュースをウラ読み | 位川一郎 | 毎日新聞「経済プレミア」
デパート前の気温掲示板の数字を張り替える女性。41度を超える想定をしておらず、手書きで作ったとい... デパート前の気温掲示板の数字を張り替える女性。41度を超える想定をしておらず、手書きで作ったという=埼玉県熊谷市で2018年7月23日、丸山博撮影 「それだけ?」と、つい心の中でつぶやいてしまいました。7月24日昼のテレビニュースで、菅義偉官房長官の記者会見での言葉を聞いた時のことです。 前日の23日、埼玉県熊谷市で気温が観測史上最高の41.1度を記録しました。連日の猛暑を受けて、菅氏は「学校へのクーラー設置を支援していく必要は当然」「来年のこの時期に間に合うよう、政府として責任を持って対応したい」と述べました。 この発言自体はきわめて常識的なものです。学校でのエアコン設置はぜひとも必要で、これまで進まなかったことは大きな問題でしょう。ただ、政権のスポークスマンである菅氏には、猛暑への対症療法に加えて、根本原因と考えられる地球温暖化への対策についても強いメッセージを発してほしかったのに--