麒麟がくる：義昭との決別は光秀「最大の挫折」 演出明かす“落涙”シーン、長谷川博己が“渾身の演技”で応える - MANTANWEB（まんたんウェブ）

決別シーンは終盤に訪れた。信長（染谷将太さん）からの和解の気持ちが込められた白鳥を義昭の元への運ぶ光秀。しかし、義昭は「遅かったと……」とつぶやき、「信長の命運は尽きた。信玄と共に戦う」と宣言してしまう。その場で光秀は、義昭に仕える三淵（谷原章介さん）から、幕府と共に信長を討ってほしいと協力を求められるが、涙ながらに「それはできませぬ！」とはねつけ、「ご免！｣と去ってしまう……。 同回の演出担当・一色隆司さんは「白鳥を和解のシンボルとして運び入れたものの、それを拒絶する義昭の信長に対する憎悪に、自分を信じて進んできた光秀は最大の挫折感を味わいます」と説明。また「公方様」か「信長様」か、過酷な選択を迫られる光秀だが、一色さんは「“落涙”をどのように表現するのか、長谷川さんといろいろと話しをしましたが、長谷川さんは渾身（こんしん）の演技でそれに応えてくれました」と感心する。 さらに一色さんは「