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進路の悩み - 雑種路線でいこう
知ってはいたが90年代以降の大学院重点化政策によって博士が量産され、教員のポストが足りず半数近くが... 知ってはいたが90年代以降の大学院重点化政策によって博士が量産され、教員のポストが足りず半数近くが失業しているという話。いろいろと考えさせられたのだが、ここ半年くらい悩んでいた自分が博士を目指すべきか問題については仕事上のキャリアを捨ててまで入院する必要もないかなと。 あと自分があちこちの大学で非常勤講師とかしていることについて、箔がつく気がしたり、他人に教えることも勉強になるよねと引き受けていたのだが、ノラ博士が溢れているご時世に定職を持った人間が非常勤でコマを持つというのは、ひいては若者を抱えなくなった大学経営に荷担していることに気づかされたり。産学連携の議論について、もうちょっと先方の事情も考えながら、どこかにしわ寄せがいかないスキームを考えた方がいいのかも。 著者の指摘するように博士がみんな教員を目指すのではなく、社会人として余裕ができてから博士を取る人々が増えたり、彼らが学術的知
2007/11/01 リンク